「東京レインボープライド 2013」メンバーの感想

明治大学 Arco Iris 代表Mです。
先日、サークルメンバーのうち10人が参加した東京レインボープライド 2013について、何人かの感想コメントをまとめました。
サークルでは初めて参加する大きなイベントだったので、特別な思いを持って参加したメンバーも多かったのではないかなと思います。

以下、メンバーの感想です。




『4/28、東京レインボープライドお疲れ様でした!今年はサークルメンバーとパレードに参加させて頂きました。沿道の方々が手を振ってくださったり、ハイタッチしてくださったり、皆さん笑顔で大通りを歩けて、とってもとっても楽しかったです(*´∀`)
着いてすぐ大好きなフォロワーさんとお会いでき、皆さんのお友達さんや、さらにそのお友達さん--たくさんの方とお話できて、凄く嬉しかったですっ ありがとうございました…!今後もよろしくお願いしますm(_ _*)m
ステージも素晴らしかったです!一緒にお写真撮って下さった方々、ありがとうございました(^^ )ただ、前々から物凄く楽しみにしていたのですが、パレードのため見れなかったステージがあり、いまだに引きずっております(_ _。)後々動画を公開してくださる事、切に願っております(´;ω;`)
本当に本当にありがとうございました!来年もきっと参加させて頂きたいです。よろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ』
Twitter広報 α


『明治大学3年のyukke(ゆっけ)と申します。今回、このパレードの参加を機にArco Irisに加入させて頂きました。

突然ですが、私は音楽を聴くのが好きです。とりわけロックが好きです。下手くそですが、歌を唄うのも好きです。美味しいものが好きです。お酒も好きです。ふらっとどこかに遊びに行って、スマホで写真を取って、ちょっと加工して、Twitterに上げるのが趣味です。

こんな私もマイノリティなんです。
性的志向や性自認が、「ふつう」と違うだけで、少数者になってしまうのです。私たちはその、誰かが作った「ふつう」の壁の向こう側にいる人と何ひとつ変わらないんです。
でもその壁が一枚あるおかげで、人知れず苦しみ、もがき、涙する人もたくさんいるのです。私は大々的に自分のセクシャリティを公表していないので、直接的な差別を受けたことはありませんが、それでも時々モヤモヤしながら毎日を過ごしています。

今回のパレードで私が最も強く感じたのは、そうした窮屈さから解放されたような清々しさでした。自分のセクシャルティを隠すことも、わざわざ説明する必要もない、自分の望む自分の姿が最初から認められているような喜びを感じました。
こう書くと堅苦しく見えるかも知れませんが、純粋に楽しかったです。

しかし、ゆうさんも述べているように(*)、パレードの意義という面では、少し不十分なところもあるかも知れないと思いました。セクシャルマイノリティ、そして理解を示してくれるストレートの方とお話ししたり、意見を交わすことは素晴らしいことです。ただ、そうして結びつくことが、当事者でない人々との溝を深め、壁の内側に篭ることにつながっているのだとしたら、それは改めなければいけないと思います。具体的な方法を挙げることは難しいですが、本当に私たちが訴えたいことを明確にした上で、イベントを挙行することが、今後は必要なのかもしれないと感じました。

今回パレードに参加して考えさせられることがたくさんあり、私もいろいろ勉強していかなければなあと痛感しました。
ありがとうございました。』
3年 yukke
(*)ゆうさんの感想はこちら→東京レインボープライドに参加しました


『わたしは今までずっとクローゼットのバイセクシャル・ノンセクシャルでした。周りにセクマイと公言しているひとはいなく、受験中にセクマイという言葉を知り、ほとんどロムのみでツイッターの別アカウントをつくり自分以外にも色々なセクシャリティのひとがいるんだといいことを知り少しほっとしたような気がしました。
そして同じくツイッターでこのアルコイリスさんを知り、パレードに参加させていただきました。
最後までなんだかふわふわした不思議な感覚でしたが、参加できてよかったと思いました。そしてこのパレードに参加するにあたり、親友の4人にカムアウトをしました。直接話したわけではないのですが、受け入れてもらえて、電車の中で泣きそうになっていました(…)パレードという機会がわたしにとってひとつの突破口のようなものになった気がします。まだまだわからないことやつらいこともありますが、大変貴重な機会に居合わせられてよかったです。ありがとうございました。』
1年 そう


以上3人がコメントを寄せてくれました。ありがとうございます。

さて、わたくし代表Mはといいますと…今回は沿道からの応援、という形で参加させていただきました!
昨年8月は緊急開催 Save the Prideにて、個人でPerfumeフロートに参加したのですが、その時に沿道から手を振ったり、虹色の旗をかざしたりして応援してくださる人々に、とても励まされました。そこで今回は、沿道からパレードを楽しむことにしたのです。
すると、フロートに参加して歩くのとは違った色々な発見がありました。パレードは連休中に開催され、しかも渋谷から原宿・表参道を練り歩くため、とても多くの人の目に留まったはずです。その「見物人」たちをよく見てみると、そこには、あたたかい声援を送る人、冷たい目線を送る人、物珍しそうに携帯電話のカメラを構える人、見て見ぬふりをする人など、本当にたくさんの人がいて、それぞれの形でパレードに「巻き込まれて」いました。
私たちが「当事者」としてパレードに参加することも大事ですが、そういった人々の反応も考えたうえで、声を届けていくことが大事なのかな、と思いました。

でも!確かに沿道はいろんなフロートが楽しめていいんですが、やっぱり自分には、フロートに入って軽快な音楽と共にプラカード掲げて表参道を歩く方が合っている気がします!だって楽しいし!
顔見知りじゃなくても「仲間」だと思えるあの一体感は、やっぱり歩いてみないと味わえないなぁ、と思います。


改めて、今回パレードに参加された皆さん、運営のみなさん、その他多数の方々...
お疲れ様でした!




さて本日5月7日、ArcoIris新歓やります。
それについても後日ブログ更新しますのでお楽しみに!



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